東北旅行②弘前編
1月17日
夕方にかけて、青森から弘前に移動
日の暮れる前に弘前駅に着きましたが、天気の方は若干の下り坂かな
雲が多くなってきて、陽も落ちかけて、寒々しくなってきました
これはこれで、良い!
宿は駅から離れて、弘前城近くになりますので、街歩きを楽しみながら向かいますが
旅先の街の夕方の日常に触れながら歩くのも、非常に好きな感覚です。特に夕刻のあたりは、日帰りでは味わえない、他の街の時間帯ですので「気分が高揚します」
そういったわけで、寒々しさも、ちらついてきた雪も、また、楽しみのひとつ
度々首を巡らせ、暮れゆく街の風景を眺めながら、(時折スマホの地図と格闘しながら)てくてくと歩を進めます。
細い路地から回り込んだらしく、こっちでいいのかな~なんて思いながら歩いていますと、程なく宿の看板が目に入りひと安心
チェックインを済ませ、お茶を煎れてしばし休憩
窓の外の雪はけっこうな量になってきましたが、まあこれくらいなら傘なんかいらないよね
呑み始めるには少し早いし、ちょっと散策に出かけますか
少し歩けば弘前城なのでそちらに向かうことに
目星をつけた居酒屋の場所を通りがてら確認しつつ、わざわざ裏通りを歩きながら
周りには仕事帰りの人たちの姿もちらほら
たどりつきましたが
だれもいねえ
まあ、こんな時期ですから、観光客がいないのはわかりますが
桜の時期はすごいらしいですね
次第に暗くなってゆく公園内をしばし散策。時折、衣類に着いた雪を払いながら
しかし、あまり寒くは感じません
お城の方はライトアップされていてかなり綺麗でした
さて、散策を楽しんだ後は目当ての居酒屋へ
目星をつけておいた「しまや」さん来訪です
太田和彦さんの本でも紹介されているみたいですね
時刻は17時チョイ過ぎ。暖簾は出ていますが、外からはお客の気配を感じないので、おそるおそる来訪~もうやってますか~?
やってました。とはいえ1番乗り。体も適度に冷えておりましたので、先ずは熱燗を注文しました
弘前の地酒といえば「豊杯」
熱燗にしてふくよかな旨味がやや飛ぶ感じがたまりません
この、ふわっと華やぐ感じが熱燗の醍醐味ではないでしょうかねえ
さて、黒板に書かれたお品書きを見て注文(ちなみに値段は書いてません)
「たらたま」ってなんでしょうね?
頼んでみましたら、「たらたま」って何だかわかってる?との返し
いやあ、わかんないから頼んでみましたあ、とこちらも返し
乾たらだけだと味気ないから、生卵で和えたものだそうで(笑)
ツマミにゃもってこいかもね
ちびちびやりながらさらに注文注文
ほたてのお造り
ひもの部分もこりこりしてて旨い
このあたりで、常連さんと思しきおじさんが2名ばかり来店
四方山話でちびちびやりながら、たまにおかみさんの毒舌に苦笑い
「今日はハバカレイのいいのが入ったんだよ」とすすめておりましたので、私も便乗させていただきました
かなり大きな切り身で出てまいりました
皮ぎしもぷるぷるで、余すとこなくいただけるおいしい煮つけです
子持ちの部分もほろほろで旨い
ビールに切り替え、にしんなどを頂きながら
おかみさんと常連さんの話に聞き入ったり
時折会話を交えながらのんびりと過ごさせていただきました
常連さんが上がろうというところで、私も〆のじゃっぱ汁を頂いて
おあいそ
まあ、値段はそこそこです(笑)けっこう食べ呑みした割にそんなでもなかった
ごちそうさまでした
酔い覚ましにかるく回り道をしながら、一度宿に戻ってひと息つきまして
程なくして、再度出撃
こちらは、宿からすぐのところにありました「けん太」さん来訪です
遅くなっていましたので、喧噪の時間は過ぎ去っていましたが、ピーク時は賑やかそうな大衆居酒屋ですね
カウンターに陣取りまして
こちらでも「豊杯」のしぼりたてがあるそうなので、冷で
他にも魅力的なお酒がいっぱいですね
こちらでもちびちびいろいろ頂きました
追加のお酒は「花一風」こちらも生酒を頂いて
チェイサーには、ペプシとアップルジュースをブレンドした、「ペップル」なんてものを頂きながら(笑)
日本酒に偏りすぎたので、けっこうふらふらです
良い感じに回ってきたところで、上がりました
ごちそうさまです
酔い覚ましにしばし散策して、1日目終了です
飲みすぎたので、〆のラーメンとかはやめておこう~
つづく~