トオクニイキタイ

酒とラーメンへの逃避行です。たまに本当の旅にも出ます。気が向いたときに更新します。

愛車で行く北海道旅行②~出発だが、、、若干とほほ~

9月19日(火)

週末の台風の影響が懸念されたが、なんとか通り過ぎてくれた

 

船への心配もなさそうで良かった良かった

 

ともあれ、出発である

着替えなどを詰め込み、荷物の心配をしないでよいのが、車での旅の利点

向こうはそれなりに気温が低そうなので、上着は何種類か用意していく

 

本日は夜中のフェリー便に乗るため、青森港を目指し北へ

青森港と函館港を結ぶフェリーは1日に本数が結構あり、朝から晩まで時間選択に余裕がある

 

大洗や仙台からだと、夕方の出航になるため、それまでの1日がもったいないのだが、今回は青森港夜中の便ということで、向かう1日、東北を楽しみながら移動しようという目論見である

 

柏出発は、第一目的地への到着時刻から逆算し、朝の5時

台風一過で青空も広がり、天気的には上々の出だしである

 

先ずは、東北道に乗るべく、北上する

下館を通り過ぎ、宇都宮の端をかすめ、矢板ICへ

距離的に無駄の無いのがこのルートで、他はどうしても回り道になってしまう

先日もこのルートで山形まで向かったので、柏から東北方面に向かうには、スタンダードになりそうなルートだ

 

矢板から東北道は福島の白河ICまで乗り、そこから向かった先は

 

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「手打 手綱」

昼は二郎系インスパイアのお店だが、朝の時間帯は手打ちの中華蕎麦を出しているというお店に到着

 

時間は少し遅めになってしまって8時半。下調べでは7時開店とのことだったが、実際お店に着いて営業時間の張り紙を見ると8時半からのようで、ちょうど良いと言える時間帯のはずなんだが、、、

 

開かない

 

のれんらしきものも出る気配が無い

 

おかしいな、グーグル先生に聞いてみよう

 

 

うそーん!!

 

調べてみると、なんと本日は朝の営業は無しとのこと!

まじですか~

 

一発目から躓いてしまいましたが、実はこういったことも想定し、リカバー先は事前に調査済。同じく朝からやっているという、福島の伊藤商店なるところに目的地変更し、ナビをセット。むう、結構時間かかるな。まあ、とりあえず向かうとするかあと、車を走らせはじめること数分

 

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おお、捨てる神あれば、拾うラーショあり

朝からやっている心強い味方は、福島のこの地でも健在であったか!!

 

予定変更!こちらにお邪魔することにしよう!

 

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ラーショといえばネギラーメン

ほぼほぼどのメニューを見てもネギという接頭語がつく構成に、さすがラーショと言わざるをえない

 

ともあれ、肩透かしを食らった上に、昨日はあまり腹を満たしていないこともあり、テンション上がり目だったので、朝にしてはややこってり目とは思ったが「背脂ネギラーメン」を選択した!

 

ここのラーショは独自企画として、キムチの食べ放題をやっているみたい。みんな水をセルフすると同時に、脇にあるケースからキムチも取って行っている

 

習いまして、

 

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キュウリのキムチ漬けです。近くの農家の方が善意で提供しているのだとか

くっ、朝から呑みたくなってしまうではないか

 

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ビジュアル的にも完璧なラーショですね

背脂も見た目ほどくどくなく、グーグーな胃袋はすんなり受け止めてくれる!

いやむしろ朝からガッツリもイイじゃないか!

 

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中太ノ麺良い感じにからんでくる

ちなみにモーニングの時間帯はサービスで、大盛が無料だったが、この後を考えてやめておいた。でも、他のほとんどの人は大盛にしてたな

 

幹線道路沿いということもあり、朝から盛況のラーショです

営業時間に幅があるのも良い所ですね

 

さて、胃袋は満たされた

再度進撃を開始するとしよう

 

再び東北道にアクセスし、さらに北へ

ここら辺は時間との闘いでもあるので、あまり寄り道はせず走り続けます

 

次の目的地はコチラ

 

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東北道紫波ICにて降りて、少々走ると4号国道沿い

「柳屋 矢巾店」 到着です

 

時間は13時でお昼も少々過ぎたあたり。朝のラーメンからのインターバルもちょうど位ですかな

この「柳屋」さんは岩手に数店をかまえるお店

岩手での有名な麺といえば「冷麺」「わんこそば」「じゃじゃ麺」がありますが

この「柳屋」さんの看板メニューも、岩手第4の麺的ソウルフードといっても過言ではないのではなかろうか!

 

その名も

 

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「キムチ納豆ラーメン」!!!!

 

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メニュー構成はこんな感じ

各支店によって若干の違いがあり、ここ矢巾店はつけ麺推しのお店なんですが、看板メニューのキムチ納豆はどのお店でも食べられます

 

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上に乗るのは刻んだキムチとお肉と

もやしを炒めたもの

標高は低く見えますが、スープがたっぷりで、丼の直径が大きいので、下に結構隠れていますよ

 

さて、まずはスープをひと口

 

!!!これ!!!

納豆汁だ!

 

そう!納豆ラーメンとは、ペースト状の納豆をスープに溶かし込んだものであり、その味わいはまさに「納豆汁」

これに味噌のコクが伸びてきて、キムチの風味が加わる。優しいながらも後引く味わいになっている!!これうまいなあ!!

 

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引きずり出した麺が少なく感じられるくらいのボリュームがあります

落とされた生卵を絡めて頂くと、さらに味わいがマイルドに!

もっとジャンクな感じを想像していただけに、このほっとする優しさは染みるなあ。これは飽きのこない味です!

 

御飯も欲しくなっちゃううう!

この具材たちだけでごはん食べれます!スープはまさに味噌汁代わりになりますし!でも我慢だよ~

 

いやあ、美味しかった

これは是非また食べたいなあ

 

 

とはいえ、予想以上のボリュームと、運転しっぱなしで体を動かしてないこともあり、けっこうお腹いっぱいになってしまったのは誤算!

 

次までに、おなか空くかなあ

 

さて、進撃~

ここで、北へ向かうルートから逸れて

おなじみの「秋田」に向かいます(笑)

なんでこんな回り路をするかといいますと、秋田に住んでいた学生の頃、秋田発で青森港に車を停め、夜中の便のフェリーで函館に遊びに行くってことを何回かやっておりまして、今回はそれになぞらえてってこともあるわけです

 

それプラス、食べたいラーメンもあるわけで(笑)

 

盛岡からは国道46号で峠を越え、角館経由で13号にアクセスし秋田に向かいます

これも学生の頃、良く利用したルート。当時は秋田道とか、高速無かったからね

 

 

時間があったら角館で「伊藤」の本店にも寄りたかったが断念

とにかく今日は時間がタイトだ

 

台風は過ぎ去ったが、この日は東北は大気の状態が不安定とかで、途中天気雨に降られたりしましたが、これはこれで綺麗な空だったなあ

 

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そうこうして秋田についたわけなんですが

 

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うそーん!!再び!!

 

本日火曜日!定休は月曜のはずだったんですが。先日は祝日だったから振替でもしたのかなあ!!これはショックだああ!!

 

本当は、ここ「チャイナタウン」で、秋田の隠れたソウルフード「味噌ちゃんぽん」を頂く予定だったんですが~

学生時代から良く食べていた、うんまいラーメンだったんですがねえ~

 

残念無念!!

 

しょうがないので、リカバーを考えますが、あまり回り道出来ないもんなあ

青森まで走って途中で食べようかなあ

と車を暫く走らせていますと

 

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なんか、朝と同じパターンだな(笑)

 

「竹本商店 つけ麺開拓舎」

秋田は土崎の7号国道沿いにあります

以前、別の支店で頂いて美味しかった記憶があります。その支店は今は無くなってしまったんですが、ここが本店ですね

 

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今回も看板メニューの「伊勢海老つけ麺」を頂こう

 

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振られた反動から、やってしまったあ

あまりおなか空いてないのに、大盛・肉増しにしてしまったよ

石焼の器の中では、伊勢海老のつけ汁がぐつぐつ煮立っています

チャーシューなどはこれに沈めると、とろとろになるって寸法よ

 

今回も期待していたんですが、自分の舌が肥えたのか、あまりおなか空いてなかったからか、若干期待値を下回り

 

つけ汁も、前回頂いたときの方が濃厚でどろどろだったような?

粘度高めで最後は汁が残らなかったように記憶していたんだが~ちょっと変わったのかな?

追い飯設定があったので、ちょっと粘度は抑えめにしたのかもしれませんね

 

 

計画では、時間があれば、道すがら更に、能代とか大館とか弘前とか青森とかでも寄れるラーメン屋はピックアップはしてあったんですが

 

腹具合的にもこれで終了かな?

 

今度こそ、本日の最終目的地の青森を目指すことにしよう~

ナビをセットしたら、なんか時間ぎりぎりだし!!

 

 

7号をたどって青森まで向かう

この道も夜のこの時間に走るのは学生の時以来で、ところどころ思い出に残っている風景やコンビニ、駐車場にも出くわしましたが

 

時は流れたんだなあ

 

新しく出来た店や道は、目新しく感じる部分の方が多く

懐かしさと同時に、流れた時の多さをも実感しました

 

夜と言うことでペース良く進み、心配だった時間も余裕が出来るほどに

 

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青森市内で、ひとっ風呂浴びて~

 

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到着~結局0時頃には着いてしまった

 

今回は津軽海峡フェリーを利用して北海道に渡ります

学生の頃はたしか、青函フェリーを利用してたかな?

別棟の受付の建物付近の風景が思い出されます

ああ~ここだ、ここに車停めて渡ったけなあ~なんてね

 

さて、事前に予約は済ませていたので、チェックインを済ませて車を移動させます

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車内にてしばし休憩~

我が愛車、ザクレロ号もお疲れ様

メモっていなかったけど、本日の走行距離は700k位かな?

 

乗船待ちのこの時間は、わくわくが止まりませんな!

仮眠をとっていると、アナウンスがかかり乗船の時間がやって参りました

 

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トラック達が次々と船倉に入り込んでいきます

旅客は少な目ですね

 

ライトを消し、前の車に続いて徐行~船の中へ!

 

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乗船!

さあて!いよいよだ!

ここからが旅の始まりといっても過言ではない!!

 

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軽くデッキをお散歩

柏を出た時は夏陽気でしたが、夜の東北、それも海風を浴びていると若干涼しい位

この風だけでも、北に来たことを実感できる

 

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何部屋かある船室は、旅客が分散すると、ほぼ貸切状態でした

備品の枕を取り出し、横になります。やがて出航。背中越しに感じられる並みの揺れと船のエンジンの揺れとを子守唄に、上着をかけて布団代わりに、約4時間の航路

 

おやすみなさい~

 

起きたら函館、北海道!!

さあて、明日も走りますぞ!!

 

 

今回の一言  「空振ったラーメンはリベンジしねえとな!!」