愛車で行く北海道旅行③~函館から帯広へ~
9月20日(水)
深夜便のフェリーは、朝起きると函館でした!!
フェリーでの時間は睡眠にあてて、函館港着6時30分
車は誘導されてがんがん降ろされるので、感慨にふける間もなく北海道へ上陸
先ずは朝ごはんということで、函館駅近くまでやって参りました
本日の天候はやや曇り。気温は本州とあまり変わることなく、長袖腕まくりといったところ。本日は帯広まで移動しなくてはならないハードスケジュールなので、早速腹ごしらえだ!!
函館で朝ごはんといえば、函館朝市入り口のこちらなんですが
学生時代から何度も足を運んでいますので
「函館らーめん かもめ」
朝市の脇にあり、朝7時から営業しております
カウンターのみの狭いお店
何人かのお客に混じってコチラを
「とろり海鮮」頂きました
あんかけになった塩ラーメンにカニやホタテやエビの乗った豪華な一杯
コレ、ホントは、寒い時期に食べたいなあ
アツアツをふーふー頂きます
縮れ麺がとろっとしたスープをまとっていい感じ
朝ですがうっすらと汗をかいてきました
この後、横丁で海鮮系のどんぶりを食べようか迷いましたが、道すがら食べたいものも調べておりますので、後ろ髪をひかれつつ自重しました
函館メシはまた今度ということで
本日の予定移動キロ数は450k
その間にあちこち見て回ろうというのだから、到着時刻が正直読めません
7時40分 函館出発
函館新道を北上し、とりあえず大沼を目指す
新旧織り交ぜた洋楽のロックをガンガンにかけて、朝の空気の中を走るのは最高に気持ちがいい!!
こういう事がしたくて、愛車を渡して北海道まで来たわけだから!
大沼湖畔は軽く1周
この時点では良い天気
いやあ、気持ち良いなあ!
そして、国道5号に再び戻り、海沿いに抜けたらひたすら北上
序盤は高速は使わずに、景色を堪能しながら進みます
おなかも膨れているし、ただひたすらまっすぐ(笑)は流石に眠くなってきましたなあ。この道はかなり居眠りの事故が多いんだとか。無理せずコンビニで小休止しながら進みますが、眠気覚ましのガムやら缶コーヒーやらアイスやら煎餅やらで
おなか空かない
長万部辺りでメシ処をチェックしておいたんですが、とりあえずスルー
さらに海沿い、噴火湾沿いを走るため、5号から分かれて37号へ
たしかになあ、眠くなるわなあ
しかも、最初良かった天気はだんだんと崩れだし、お昼を食べて少しゆっくりしようと思っていた、洞爺湖の辺りでは
土砂降りの雷雨に!
どうやら本日、道南や道央のあたりは、大気の状態が不安定なようで、天気回復はみこめませんなあ。残念
ならば、とプラン変更。とにかく帯広に早めに着くようにと、寄り道を控えてとにかく突っ走ろう!
帯広チェックインの当初の予定は20時でしたが、とにかく突っ走りまして
18時チョイ前~帯広に到着!!
ここまでの走行距離は約1300k!
後から見直すと、全行程の半分の距離を、最初の2日間で走ってたんですね~
街中も広い道路で、碁盤の目のようになっているため走りやすい
道が広いのは北海道の特徴ですな
ともあれ、リセットだ~さすがに疲れたわあ!!
帯広の天気は曇り。時折雨がぱらつきますが、ホテルからアーケードが近かったのと、まあ帽子でもかぶればいいやと、傘は持たずに出撃
今日はもう車には乗らないから、さて、待望の居酒屋タイムです!
先ずは素面のうちに、適当に散策
帯広で観光地的に呑むとすれば、ココでしょうと言われる「北の屋台」の屋台村をとりあえず覗いてみた
ちょっと時間も早い所為か、まだ閑散とした様子
こういった所は適度な混み具合が無いと風情が出ないので、軽いジャブをかますつもりだったが、後に回すことにした
というわけで、メインを先に回す
「居酒屋 とっくり」さん来訪
大箱の居酒屋ながら、日本酒にこだわったラインナップという下調べをもとに選定した居酒屋さん。ホテルからも歩いてちょっとの好立地でした
カウンター席に陣取り、早速お品書きを拝見
地酒も料理も、なんとも目移りするラインナップ
地酒は北海道から全国のものを取扱い、料理も魚、肉となんでもござれ
もう、のっけからテンション上がります
先ずは、北海道に来たら最初に呑もうと思っていたお酒
日本最北の蔵「国稀酒造」の「吟風國稀 純米」
北海道のお酒にしては辛すぎず、すっきりとした中にも旨味を含むバランスの良いお酒でした。最北の酒造のお酒を頂くことにより、ようやく一息、落ち着いて~
あらためまして
北海道に乾杯、帯広に乾杯 です
今回の旅の楽しみは三つ
北の大地をドライブしまくる!
道産の酒と味覚を満喫する!
もちろんラーメンも食べる!
ここ数日呑んでないから、待ちに待った呑みタイム!テンション上がるわあ!
お通しは、こだわりの「ポーチドエッグ」
サンマ刺身!!
秋の北海道の味覚といえば、「サンマ」は外せない!
生姜も乗ってますが、北海道では「一味醤油」で頂くのがツウ
つぶ貝のうに和えとか、贅沢すぎんだろ!
メニューとともにおいてある「とっくり新聞」
日本酒にこだわったお店だけに、こういった薀蓄は楽しいですね!
スタッフさん達も日本酒好きなのが伝わってきます
お次は、本日の日本酒。日替わりの特価品を頂こうと思ったら
早々に売り切れとのこと!
しまった!最初に頼んでおくべきだった!
この頃には店内も賑わってきて、心地よい喧噪が支配する空間に
カウンターは出張と思しきサラリーマンが座り豊富なメニューと格闘している
いいなあ!この感じ!
気を取り直して、ならばコチラだ
「二世古 秋上がり 純米原酒」
ほんのり琥珀色のお酒は芳醇な味わい。1合の半分の5勺から頂けるのは、色々な種類のお酒を飲みたい人にとってうれしい設定だ(しかも安いし、受け皿にあふれさせるので、結局5勺以上あるという)
アテはコイツだ!!
北海道のじゃがバターには塩辛が付いてくるのが当たり前なんだぜ!
封印!!
しばし待つのだ!
開封!!
すっげえ旨そう!!
ほくほくジャガイモに塩辛の風味が移り、こりゃあ酒のつまみにはもってこいだ!
やばいぜ北海道!
お次は三重県のお酒、「作 玄乃智」
ネタ狙いで頼みましたが、これが大ヒット!!
さわやかでフルーティーとのうたい文句通りの、酸味と旨味と甘味のバランスが素晴らしい!ちょっとびっくりだ!
「たこザンギ」ちびちび摘むにはもってこい
なんか止まらなくなりそうだったので、いったん区切ることに
お酒も料理も、大箱の大衆居酒屋とは思えない旨さと豊富さ
人気店なのもうなづけます
地元の人たち、旅人、出張のサラリーマン達と
全てを受け入れる懐の深さ。非常に居心地の良い空間でした!
名残惜しいが、今夜はハシゴ酒予定でしたので腰を上げることに
気軽に来れる土地ではないですが、又来たいですねえ
さて、次に行ってみよう!
今回の一言 「おいおい、飛ばしすぎなんじゃねえの?」
2017年 143杯目