今日とは(京都は)ある日突然に~京都ふらり旅行①
3月16日(金)
連休があると、何処か遠くへ行きたくなる
そういえば、旅行らしい旅行は、昨年の北海道以来行っていない
連休がある度画策はするんですよ
秋から年末年始となにかと忙しく、家の用事も有ったりして
先月は行きかけたんですが、ちょっとお流れに
今回も2日目に用事が入っていましたのでどこか近場と考えましたが
ええい、行ってしまえ!
出発の2日前の夜に、宿や新幹線の手配を急遽行う
そこから準備開始
ウォークマンの中身を整理
着ていく服を選ぶ
さて、ここで問題~暖かいのか寒いのか~
この時期、寒暖の差が激しく、天気予報をチェックしていると日々予報が変わる変わる!しかもここ数日は初夏もかくやと言う位、小春を振り切った日和が続き花粉も猛威を振るい~さあ、どうしよう
最高気温と最低気温を前日夜に最終チェック~結局は「寒い」ということになりました。しかも雨かあ
シャツに上着のつもりでしたが、タートルのセーターをチョイス(花粉症が肺に来る自分は胸を冷やすのがこの時期ご法度)
インナーは調整の為、2種用意。一応胸に貼るカイロも用意
上着はやや薄手の短丈のオイルドジャケットにした。一応雨対策。ブーツとジーンズはいつものヤツ
いつもの旅カバンのショルダーに、必要最低限のものを詰め込み、準備完了
しかしながら、前日の夜は仕事場でちょっとしたトラブルがあり、寝るのが午前様になってしまった。寝坊したらシャレにならんなあ~
なんとか起きれた当日朝。しかし、あったかいですよ?
出だす直前に帽子を放棄した。雨だからホントは被っていきたかったが、蒸し暑いのもごめんだし、脱ぐと邪魔になるからなあ
さて、予定よりやや早く進み、東京駅では小一時間空きが出来てしまった
駅地下のグランスタを散策するも、まだお店も開いてません
まあ、ふらふらと時間潰し&情報収集
なんせ、今回は準備期間が少なかったし、軽い目星しかつけて無いからなあ
マップ開いてルートスケジューリングです
おっと、そういえば、まだ目的地を記述してませんでしたね
軽く、京都です!
7:30の博多行の「のぞみ」で出発予定
各停車駅を見ていると、さらにその先にも行きたくなってしまうからヤバイな
さて、今回の旅は、あまり無茶はせず、のんびり&補完がテーマである
飲み食いに対しては、今回はホントに無茶はしない!
近年の京都は4回目だが、以前行って良かったところをメインに、行きたかったが断念したところを中心に。そしてあえてラーメンを外す!
のんびりと、余裕をもって、腹具合も八分目をモットーに、、、するよ、、、たぶん
さて、前回までの朝は朝の新幹線から駅弁屋で購入の崎陽軒のシューマイをつつき、一番搾りって感じでしたが
これ、前回のね
弁当じゃなくて、シュウマイ単品で朝から一杯てのは良かったんですが、朝から飛ばしすぎて、夜ハシゴ酒まで行き着かなかったのが前回の反省
まあ、自分で言うのもなんですが、毎回毎回、呑みすぎ食べ過ぎなんだよ
今回は健康的!東京駅のベーカリーで買ったパンにコーヒーで軽く済ませます
いいぞ、出足は好調だ。余裕が大切だ!
寝不足だったので、新幹線でゆっくり寝ればいいやと思っていましたが、寝過ごしも怖くて結局うとうとしかできませんでしたが、、、
2時間ほどで到着
こう考えると近いですねえ。軽く来れちゃいますもんねえ
さて、新幹線の窓に着き始めた雨粒から、雨というのはわかっていましたが
荒ぶる鴨川!!
風が強く、橋の上では危うく傘が壊れそうになりましたよ?
しかも、予想以上に寒い!まあそれは気にしないんですけど。暑ければ暑きを楽しみ、寒ければ寒きを楽しむのも旅の醍醐味ですから
底冷えと言う程ではなく、逆に歩くのにはちょうど良いかも
そう、今回は、極力「歩きます」!!
のんびり散策とカロリー消費を狙い、歩く!
実は歩くのは大好きで、特に旅に行くと、街中を意味もなく歩きます
街の雰囲気を感じるには歩くのが一番です
先ずは鴨川沿いをと思ったが、風が強くやめた
七条のあたりから東に入り、三十三間堂の辺り通って北に折れ
そこから八坂神社の方に抜けていく
雨の所為もあろうか、又、何回か歩いたこともあるせいか、歩くペースも上がり、予定より早く祇園界隈まで来てしまった。まだ12時になっていない位
さて、お昼は何にしよう
京都に来て食べたいもの。今回はラーメンは封印。昼も酒は封印。となると、うどんか丼ものが食べたいところ。祇園近くだと、うどん屋さんは常盤あたりが良いと思うが、ここは、まだ食べていない「親子丼」で検索してみよう
まずは、「ひさご」がヒットするが、今回はビジュアル的に「とり新」さんにしてみようと思う。
祇園白川のあたりにある、夜は鶏すき焼きが有名なお店。坂本竜馬も好きだったとか?
お昼はリーズナブルな親子丼のみを提供するお店で、昼の入り口は別にある
白川南通り側に面した方がお昼の親子丼の方。路地の角には親子丼って矢印とともに書かれた看板が、ちょんと置いてある(笑)。曲がってみて納得。こちらが昼の本命の入り口です
良い感じの看板ですね~
さて、行列を覚悟していたんですが、開店15分前でも誰もいません。戸惑ってふらふらしていましたが、誰も並ぶ様子が無く、5分前辺りからはじっと入り口に立っておりました。なんとなくこちらをチラチラみていた女性の方も同じ気持ちだったのかもしれませんね
さて、定刻チョイ前に中から声がかかり、ほっと胸をなでおろして店内へ。もちろん一番乗り。メニューは親子丼のみなので、頼まなくても作り始めます。
出されたお茶でほっと一息
ちょっとしたら件の女性も入って来ました。やっぱりここ狙いだったんだな。その後は次々とお客様入店。
静かな店内に、職人さんが卵をかき混ぜる音が響きます
手元は見えませんでしたが、鶏の切身が菜箸でつままれ、ひょいひょいと
狭い店内、調理場。動線は最小限。きびきび動いてこなしていきます
今かと待っておりますと
着丼!
ビジュアルの通り、鶏肉が主張する親子丼。粕汁と昆布の佃煮と漬物付
今まで京都で食べた丼物は卵がふわふわに主張する感じのものでしたが
こちらは鶏料理屋さんらしく鶏肉が主役。半熟と黄身のとろりとした味のコントラストを楽しみながら、ギュッと身のしまった鶏肉を絡ませていただく
出汁感は低めで、素材の味が濃い感じの親子丼です
つゆも少な目なので、卵と鶏の味の濃さがはっきりとしてます
ネギはもちろん九条ネギで、シャキッとした歯ごたえが良いアクセントですね
これで750円は安いなあ。しかも祇園の一等地ですよ?
あっという間に平らげて、混み合ってきたので早々に店を発ちます
さて、さくっと昼を済ませたおかげで、やや時間にも余裕が出来たので~
近くでデザートをば
ロケーションは良い甘味処でしたが、お味はまあまあ、お値段高めでしたかね
居心地は良かったですが、、、
その後は腹ごなしついでに少々観光を
前回、時間の関係で端折った「南禅寺」あたりをうろうろ
時折小雨がチラつき、非常に寒いです
出来れば、新緑か紅葉の時期に来てみたかったですね
時間を逆算して観光
南禅寺から四条の室町あたりまでは結構距離があるので、南禅寺からは足早に撤退
午後からは止む予報だった雨は冷たく降り続いていて、傘なしではちょっときついか。帽子を持ってこなかったのが悔やまれる。
この冷えた空気は花粉症の肺にきついなあ
多少ゼヒゼヒいいながら、なんとか宿までたどり着き、チェックインのサインをする時は手が固まってました
部屋で熱いお茶を煎れて一息。冷えた肺を温めます
タブレットを立ち上げ周辺の地理のチェックなどを行っておりましたが、、、
実はこの時、とんでもない勘違いをしていたのでした
さて、いったん「続く」といたしましょう
今回の一言 「かーなーりー歩きました」