京都再び 春の3連休~京都餃子と立ち飲みの旅②
4月8日(日)
まだ陽も高い15時チョイ前
ラーメン~ヤキメシ~餃子との昼飯コンボを済ませ、ビールも頂きアイドリングはバッチリ。適度に歩き、体の回転数も上がってきた
早めに宿にチェックインを済まし、余分な荷物を置いて身軽になったら
さて、行動開始です
本日は日曜。普段は夕方にならないと開店しないお店も日曜なら早開けをしている所がある。雑誌などでも紹介され、先日の紀行では本店の前を通りかかり気になっていたお店の支店があるというので寄ってみることにする。日曜は15時開店
入り口は小さく、看板も控えめ。最初は見つけられませんでした(笑)
ちょっとうろうろして~ああ、ここか
日本酒をメインとした立ち飲み居酒屋
「サケホール 益や」さん
狭い入口から細い通路を抜け奥が店舗となっています
いやあ、この看板のラインナップからして、心躍るではありませんか
シックにまとまった店内はこんな感じ
中庭からはまだ陽光が差し込み薄暗い店内を照らしています
日曜の早い時間。ちらほらと後客がやって来ましたが、一番手で入店
店内の席は、椅子のあるテーブル、スタンディングのテーブルに、スタンディングのカウンター。ただしカウンターには腰の位置にバーがあり、半座りというか、寄りかかってくつろげるようになってます。店内と厨房の奥が見渡せるカウンターに陣取り、メニューを開きます
うは!全部飲んでみたい!!
とりあえず有名どころはそつなく抑えていますね!
先ずは、以前松本で呑んだこともある「ソガ ペールエフィス」
長野のワイン蔵が冬の暇な時期に(笑)暇つぶしに作っているという日本酒
軽い口当たりで、一杯目にはもってこいです
またもや、ぽてサラ。でもぽてサラは店ごとに個性があってどこで頼んでも楽しいよね~。ツマミのラインナップは量的には多くない、まさに酒のアテとしては最適のものが揃ってます。ちょっとツマミながらちびちびやるのに丁度よい分量。メインとする酒を邪魔しないよう、わき役に徹する感じですね
フォトジェニックに飾られた乾物たちや
気になる酒をカウンターに飾ってあるのも心憎い
この琥珀色のお酒、、、古酒が気になる、、、
二杯目は呑んだことの無いお酒を選択
滋賀の「浅芽生(あさぢお)」
うす濁りのお酒はなんとペットボトルに入っています
知らないで頼みましたが、いいネタに巡り合えた
〆サバ追加
生姜を利かせて、口の中をリセットしながら頂く
ここで、気になっていたお酒に突撃してみた
「純米古酒 千代」 奈良のお酒です
濃密な香りと味。この変化球は鋭く内角に食い込んでくるね
メニューには載ってないんですが、目の前に飾られていては呑まん訳にいかんだろ?以前、古酒を初めて呑んだ時にその風味と香りに「おっ!ウマいじゃないか」とやられましたが、古酒を置いてあるお店はあまりありませんからね~
ここは一杯ごとにグラスも違ったデザインのものが供される
見た目も楽しい心配りは良いですね
鶏の塩ユッケ。ツマミも濃い味のものを挟んでみた
さて、次は「作」を頂きたかったのですが、本日は入荷遅れとのことで、、、
知っているお酒に逃げてしまった、、、
おなじみの「新政 No.6」秋田のお酒です
スッキリとした中にも骨がある、芯の通ったお酒です
秋田のお酒に合わせて、ツマミも「いぶりがっこ」を頂く
酔いも回ってきて、店内も賑やかになってきた
奥のテーブルは仕事の接待使いかな?おじ様達が適度なボリュームの喧噪を演出
女子二人のスタンディングテーブルは酒よりも料理が気になっている模様
隣のおじさんは自分と同じスタンスかな?日本酒のメニューから気になるものを繰り出してくる、、、他人のお酒も美味しそうに映りますなあ
斜向かいのカップルは、、、ビールばっか飲んでるやんけ(笑)まあいいけどね
そして最後に頂いたお酒にガツンとやられましたね!!
「花陽浴(はなあび 備前雄町」 埼玉のお酒です
春らしくラベルも華やかに、そして味も、ぱあっと花開く感じ!
そして、再認識したのが、自分はこの「備前雄町」って酒米が好きなんだということ!以前秋田の「山本」の備前雄町を旨いなあと感じたのがすごく印象に残ってましたが、これで確信した!
〆の酒ですっかりいい気分!!
適度なところで腰を上げて、次のお店に繰り出すとします
立ち飲みながらにしっとりと落ち着けて、サクッと呑めるこのお店は、又来てしまいそうだなあ~
新たな発見と共に店外へ出ますと、まだ陽も高く、、、日差しとちょっと冷たい風が心地よいですね。
さて、少し歩くか、、、
今回の一言 「日本酒呑みには中毒性の高いお店ですね、、、又行きたい!」