稲庭乾麺を求めて~東北ドライブ②~
5月15日
GW明けでも雪の残る東北の山間は、朝風呂するのにちょうど良い気候
ほっこりと温まった所で、再度車窓を全開にしてロックをかけながら山を下り、秋田県側へと抜けていく
逆算した時間もほぼほぼぴったりに、開店チョイ前位に目的地に到着
しかしながら、、、、、
あれれ?駐車場に車が一台も停まっていませんよ?
定休の曜日もチェックして抜かりは無かったはずだが、、、?
ぎゃわーーーーーーーーー!!!
まさかの臨時休業、しかもロングバージョンとは!?
ここまで来てこの仕打ちはキツイ。しかも翌日のリカバリーも封じられると来た!
さすがにショボーンとなりましたが、まあ神を呪っても、己の運の無さを嘆いてもしょうがない。現実的に対処しなくては、、、
少し北上して、秋田の大仙は大曲あたりまでやって来ました
道すがらの街はあらかた予習しておいて良かったよ、、、
「自家製麺 佐藤」
んん?赤羽にもある有名な「伊藤」じゃないの?
まあ伊藤は角館だから場所も違いますけど、、、
そう、こちらはこのお店の近所にあります「麺屋 十郎兵衛」のセカンドブランドで
その、「伊藤」のオマージュがコンセプトという。名前まで似せてきたわけね?
しーかーしー
まあ、そのメニューは置いておいて、自分がこの店で食べてみたいと思いましたのは
これまた、山形の有名な「ケンちゃんラーメン」のオマージュかと思わせるような
「太麺中華」券売機では左上に位置
こんな感じの麺ですね~
なかなかの再現度。スープの感じは煮干しに寄った感じで、ケンちゃんとは違いましたが、麺はそんな気分にさせてくれる麺でした。ケンちゃんと同じく、量が多のも好印象ですね
せっかくなので、数軒先(笑)にある本店の方にもおじゃまして来ました
しかし、この立地は連食してくれと言ってるようなもんだろ?
中華そば580円とラーメン730円はどう違うんでしょうか?
券売機の順位ではラーメン負けていますが、、、しかも周りはみんな順位外のつけ麺頼んでるし(笑)
ここは値段が上を行く「ラーメン」を頼んでみることに
もっとあっさりめを想像したんですが、思いのほかズドンとくる一杯が到着
1杯目がけっこう麺量あったから、けっこうキツイ(笑)
動物系に節の効いた系ですが、粘度はあまり高くなくズババとすする感じに
麺はモチとサクの中間位
調べてみると、ここは朝ラーもやっているようで、頭の隅に留めておこう
この2軒を中心に、大曲付近ではけっこう名の通ったラーメン屋が多く存在しているようなので、ツアーに組み込むのもよさそうです
さて、腹もこなれたところで、本日の「食」はひと区切りをつけ、次の目的地に向けて出発(といいつつ角館のあたりを通って「伊藤」を食べるかギリギリまで迷ってましたが、、、自粛)
八幡平に突入!
道に雪は残ってませんが、周りを見渡せば多くの雪が残り、吹く風も寒々しい
GW明けの平日ということで、交通量も少な目。路面に気を配りながら快適なドライブを楽しめた。懐かしい風景も残雪の情景ではまた違った感じに見える
開通になった「アスピーテライン」
上の岩手と秋田の県境あたりはかなりの風で、寒い、でも楽しい!
夕陽の写真を撮りたかったんですが、アスピーテラインのゲートは結構早くにしまってしまうので断念
ここからは、学生時代から何度も行った貧乏旅行の再現を目指す!
最近の旅は専ら、街中宿泊からの居酒屋呑みですが
金の無かったころや、デジカメを始めたころは、大体車中泊
風呂はそこらへんの温泉
飯はコンビニ弁当
適当な山道の途中に車を停めて
シートを倒して寝袋で眠る
今回もそんな旅を久しぶりにやってみようと
八幡平を抜け、鹿角の街を通り、大館から十和田湖へ登り、さらにその先
奥入瀬渓流までやって来ました
渓流沿いの軽いワインディングを走り、十和田温泉郷の中にある
「市民の家」
学生時代からお世話になっている温泉施設
昔は「町民の家」でしたが(笑)
そのころは100円位でお風呂入れたんだよなあ
流石に値上がりしてましたが。夜は21時まで、朝は9時からやっております
さっぱりとしたところで、コンビニ弁当をかっこみ、奥入瀬渓流へ引き返し
適当なへこんでいる路肩へ
辺りは真っ暗。ヘッドライトを消せば全く何も見えない
LEDの懐中電灯をつけてちょっと散歩して
本日はおやすみなさい
考えてみたら、ほぼほぼ仮眠も無しに良く走ったなあ~
寝袋に潜り込み、硬いシートとはいえ、今夜はぐっすり眠れそうだ
今回の一言 旅も懐かしさを楽しめる歳になってしまいましたね
2018年 76・77杯目