夏の終わりのラーメン~綾瀬 陽はまたのぼる~
北海道旅行記を書いていると更新が遅れ気味になってしまうので(笑)
ここらで小休止
9月29日(金)
今年は涼しくなるのが速く、9月も終わろうかというこの日も、日差しは強めながら渡る風は秋の様相が濃くなってきた
出歩くには非常に気持ち良い気候である
さて、長期休暇の後は厳しい連勤が待っている。ここ数日ひいこら言って働いておりましたが、本日は休めそうだったのでちょいと何処かにラーメン食べに行こうかと情報をチェックしていますと、夏期限定メニューの終了告知をちらほら発見
コチラも冷やしが最終ということで、初訪問ながらやって参りました
綾瀬駅から歩いて少々、住宅地の中にあります
「陽はまたのぼる」さん
コチラの夏期限定の「冷やし」を褒めちぎるレポが多かったので、気になり参上
お昼を少し外す時間を狙いましたが、もうすぐ13時になろうかという時間でも行列が~さすがの人気店です
通りまで煮干しの良い香りが漂っています
行列が店に近づいた時点で促され、食券を購入するシステム
ここまでくればあと少し
夏期限定最終日。「冷やし」の醤油を頂きます
トッピングも夏らしく茗荷やカイワレ、かかっているオイルは紫蘇オイルだとか
麺が美味しかった!ツルツルシコシコで歯ごたえのど越しが良く、冷やしとの相性が抜群の麺ですね
さっぱりしていましたが、物足りなさはありません。
沸き立つ出汁感は温そばには劣りますが、紫蘇オイルがいい感じの風味づけとなり演出しておりました
次はデフォを頂きに参りたいですね
予想以上に時間を食ってしまった
お次は上野まで移動しまして、こちらも夏期限定が終了間近の
「さんじ」さんへ
こちらはピークを外したおかげか、あまり待たずに入店出来ました
店主様の元気な掛け声を聞くのも久しぶりです
食券を買ったら程なく入店
ここは麺を堪能するために「大盛」を選択です!
「淡麗煮干し昆布水つけ麺」頂きます
黒い特注麺の時代から、こちらのこのスタイルのつけ麺は大好きなんですよな
この麺肌!これは大盛にして大正解です!
キリッとカエシ辛めのつけ汁に浸したら、あとは一心不乱にすするのみ!
纏った昆布水が、徐々に味をまろやかに変えていく過程も楽しみながら、もう止まらない!ああ、永遠にすすっていたいなあ~
また来年、新たな夏期メニューに期待しましょう
さて、まだちょっと余裕がありましたので、もう一軒
コチラはもうすでに「冷やし」は終了していたのは知っていたんですが
さんじからちょいと歩いて、「麺処 晴」さんへ来訪
お昼の部閉店間際ぎりぎりセーフ
こちらに歩いてくる通りは日陰側だったので、風を浴びて歩いていたら、程よい涼しさが。ちょっと肌寒い位でしたよ
というわけで、こちらでは暖かいメニュー。デフォの「中華そば」を頂きました
王道の中華そば
いわゆるノスタ系ではなく、出汁感満載のスープにこだわりの醤油とざくっとした麺を合わせたネオクラシカルスタイル(勝手に命名の自分ジャンルです)
3杯目ですがするする行けてしまいます
気温が少し下がってきた頃には、ちょうど良い〆のラーメン
冷やし連食と涼しい風に冷えた胃袋も温まり、ほっとする一杯でした
すかっり満足し、少し歩いて帰ろうかと
常磐線の上野を通り過ぎ、TXの御徒町から帰ろうかと、アメ横を歩いておりますと
あれ?こんな店ありましたっけ?
焼き鳥と日本酒のお店のようですが、今まで気づかなかったのか、新しく出来たのか。店の軒先に、先日北海道で頂いて美味しかった「作」の酒瓶がディスプレイされていたので
あらら、立ち寄ってしまいました
この日は世間様では「ぷれみあむふらいでえ」なる日だったようで(自分の職種だと、はげしく関係ありませんが)、昼間っから呑んでいる人たちというよりは、もうすでに仕事帰りという方々で賑わっておりました
ちょいとつまんでから帰りました
さすがにもう焼き鳥とかは気分的に入らないので、出汁巻1本とお通しでちびちびと
「作」はやっぱり美味しかったですねえ。少し追い掛けてみようかな
今回の一言 「ラーメンで感じる夏の終わり」
2017年 150・151・152杯目
愛車で行く北海道旅行⑥~根室で秋刀魚~
9月21日(木)
この日の夜は根室に宿泊
到着したのは19時位
朝は二日酔いでもうお酒呑みたくない的な感じでしたが
おにぎり一個で走り回っていたらそこそこ回復
さて、今夜も張り切って行ってみましょう
根室は狭い街なので、選択肢はそんなに多くない
事前に良さそうなところを調べておいて、訪れたのがコチラ
「俺ん家」
炉端焼きのお店です
暖簾をくぐりますと、カウンターは炉端を囲うようにL字になっております
週末でなければこんなものなのかな?お客は自分の他にカウンターで呑んでいるおじいさんに、座敷に2組位
喧噪は無く、静かな店内
炉端の他は、奥の厨房で調理するようで、店と客とは適度な距離感があり、良い意味で、放っておかれる感じが逆に落ち着く感じです
さて、今日は日本酒は封印します!
昨日痛飲しすぎて痛い目見てますので、今日はお酒より料理に力を入れよう
すきっ腹にアルコールはよろしくないと、のっけからビールとともにおにぎり!
最初でいいんですか?なんて聞かれましたが、本日はお腹すいてるんで~
お米で胃をアイドリングさせて、ビールで乾杯です
本日も秋刀魚のお刺身でちびちびやる間に~
いろいろ焼いてもらう寸法よ
炉端は焼くのに時間かかりますからな
今日はスローペースで参りましょう
秋刀魚は串に刺して焼くスタイル
こういうのは眺めているだけで楽しいね
じっくり炙られる秋刀魚を見ながら、お通しと秋刀魚の刺身でちびちびビール
自身のテンションも本日は落ち着いた感じで、のんびりのんびり
秋刀魚より先に、牡蠣が出てきました
コチラも北海道の秋を代表する食材!満を持して頂きます!!
そして登場!!
「秋刀魚の塩焼き」
この時期根室で秋刀魚を食べるのは必然だよ!
オープン!!
いいですねえ!綿の部分も身に絡ませながら、余す所無く頂きます
この、焼き魚をちょいちょいつつきながら飲むペースは良いですなあ
決して急がず、意気込まず、疲れを癒しながら飲む、良いペース
ビールおかわり~
おひょうかれいのお刺身もたのんで、つつく間に
次を焼いてもらう
ししゃも~
イカは中に綿が入ってます
ビールもおかわり~
気づけばこんな感じに~
良い感じにお腹もふくれて、ほろ酔い気分でごちそうさまでした~
この後、街を散策しながら、目星を着けたラーメン屋さんを探したんですが、どうやら今はやっていないご様子
仕方なしに、宿の近くのチェーン店にて、ハーフサイズを頂く
今日は無理しない(笑)
「ラーメンさんぱち」にて かるーく味噌ラーメン
まあ、普通(笑)
今日も良く走りました
ここまでの総合計キロ数1656K
3日目の夜も終わり、折り返しです
明日はいよいよこの旅の目的地へ向かいます
今回の一言 「のんびり炉端 こんなペースも悪くない」
2017年 145杯目
愛車で行く北海道旅行⑤~釧路湿原~
9月21日(木)
ドライブ的には本日がメインと言って良いでしょう
帯広から道東自動車道に乗り、終点、阿寒ICへ
釧路湿原にやって参りました
この日のルートはいろいろ迷ったんですが、足寄から抜ける阿寒湖-屈斜路湖-摩周湖のルートは諦め、釧路湿原周遊のみに絞ることに
帯広を出だしたのが遅かった所為もあり、釧路に着いたのはお昼過ぎになりました
いやあ、しかし、良い天気になりました!
日差しはやや強く感じられますが、渡る風が涼しく感じられ、上着を着て丁度位
車も、窓を全開にして走るのが爽快な、絶好のドライブ日和です
こんな道を走りながら、展望台を巡ることにします
先ずは細岡展望台。地図でみると釧網本線の駅近くということで、ロードサイドからのお手軽アクセスを想像していたんですが
国道391号から折れてしばらく進むと
こんな道になりました(笑)
さすが北海道。慎重に運転しながら奥に進んで行きますと
ふわあああああ!
釧路川を臨む丘の展望台に到着!
きっもっちいいいいいい!!
今思うと、この日天気良くてホント良かったわ!
霧とかだったら最悪だったろうな!雨に煙る景色も見てみたい気もするが、やはり快晴には敵わないだろう!!
途中の道では釧路川のカヌーツアーの発着ポイントから川岸に降りられます
カヌーも気持ちよさそうです
自分は酔いやすいので絶対NGですが(笑)
お次の「コッタロ湿原展望台への道もこんな感じで~
気分はWRC北海道!!SS!!
でも、旅先だからね、慎重に、、、
この展望台は丘を登ったところにある
風がちょうきもちいいいい!
ぶんぶん走りまわっていましたら、時間がヤバくなってきた
野付半島まで行きたかったが、厳しそうだ
とにかく、東に向かおう
国道243号を経由し、別海方面の海岸線を目指し
またもや、ひたすらまっすぐ
そろそろ日も傾いてきて、牧草地帯を斜陽が綺麗に照らす
野付半島は無理だが、おっと、ここならいい時間に行けそうだ
根室湾からさらに湾のようになっている、海とつながっているような湖
海沿いの細い道を進み、海側から西を臨むと、ちょうど良い夕日の時間帯
陽が隠れて少しという時間帯
ほぼ雲が無く、首を巡らすと東から西への空の色のコントラストが素晴らしい
今日はもっと早起きしていろいろ巡れば良かったかなあ
少々後悔もしましたが、なんせ北海道広い!
行きたいとこ全ては見て回れないのよね~
しばし風を浴び、景色を堪能した後、本日の宿泊地の根室へ向かいます
どんどん暗くなる空
時折顔を出すキツネに注意しながら走っていますと
ボーナスステージ!!
ヤウシュベツ川に差し掛かったあたりでこれまた素晴らしい景色に遭遇
緩やかな川は流れを感じさせず、水面は鏡の様
いやあすごいなあ、コレは昼間も見てみたかったなあ
余韻に浸りながら、今度こそ一路根室へ
北海道の景色を満喫した一日でしたが、走れば走るほど、もっとずっと走っていたい気分にさせる北海道の魅力
コレ再び絶対来たい!来れるかなあ~いや又来よう!
今回の一言 「今日一日の天気、お天道様に感謝します」
ラーメンは無しね
愛車で行く北海道旅行④~帯広ではしご酒~
9月20日(水)
北海道に上陸し、最初の夜は帯広
一軒目の居酒屋さん「とっくり」で良い感じにほろ酔い(よりは酔いはかなり進んじゃってますが)になり、お次は「北の屋台」にやって参りました
ストリートに半仮設に店舗達が立ち並ぶ、有名な呑み&観光のスポットです
いろんなジャンルのお店が立ち並ぶ、はしご酒にはもってこいの場所ですが
すでにかなり出来上がった状態でのスタートになりました
前もって調べておいたのは~
串焼きのお店「やっさん」
ここではオーソドックスな串の他に
クマとかウマとかシカとかヒツジとか(笑)
ジビエなメニュー満載の串焼き屋さんです
まずはビール
前のお店ではのっけから日本酒行ってしまいましたから
ココは少し薄めないとね
串は盛り合わせで
一番右の「サガリ」が美味しかったので、リピートしました
半仮設の屋台なので、こじんまりとした店内。焼き場の前のコの字カウンターの席は7席位かな?
距離感近めで、他のお客と自然に会話が始まりました
杯を重ねて、串も重ねる
見た目じゃわかりませんが、クマ~とシカ~です
臭みは無くジューシーで美味しかった(味の記憶はお酒のせいで曖昧ですが、、、)
総じてどの串もジューシーでウマい!
ハイボールに切り替えたら、ススムススム!
やばいです!呑みすぎです!テンション上げすぎです!
ここまでの期待値が一挙に爆発した感じ
これがね~あとでね~後悔することになるんですねえ~
店を出る頃には、雨が本降りになって参りました
友人に電話しながら、アーケードの辺りをうろうろと
実はこの後ラーメンも頂いたんですが
イマイチだったので割愛させていただきます
消化不良のまま、コンビニでデザートを買って切り上げることにしました
明けて翌日
旅の3日目
盛大な二日酔いです!
日本酒ビールハイボールとちゃんぽんやらかしただけでなく、魚、肉と食い漁り、ラーメンも食べた後に雨天のため酔い覚ましの散歩も出来ず、デザートも食べて、運転の疲れと寝不足もあったのでしょう
朝から絶不調です。ホテルの朝食の写真を撮ってないことからも、テンションの低さがうかがえます(笑)
やってしまいましたなあ(笑)
結局この旅の間、日本酒を飲むのを控える位!
テンション上げすぎましたなあ
さて、本日の予定は釧路湿原方面、さらに東へ向かう
今日の移動距離も長い予定なので、午前9時半、早速出発である
高速に乗るため、街を出て走っていますと~
おおおっと!
全然ノーマークでしたが、偶然発見!
柳月のスイートピアガーデン!!
工場併設の柳月の店舗です!
実はこの「柳月」の「三方六」というバームクーヘンが大好きで
北海道に来るときは結構買ってます
これこれ~!!
普通のバームクーヘンとは違い、白樺の木に模すために、薪のようにカットされたバームクーヘンなんです
地方発送も受け付けていましたので、実家に向けて送りました
いやあ、ここ、見つけられてラッキーでした!
帯広市内の店舗は、時間の関係で諦めたからなあ!
更に、工場併設ということで、こんなものも売ってました!
そう!これは「三方六」のはしっこの部分!
3枚入って250円は超激安!
コレは自分用に買って、後でおやつに食べよう~
まだまだ胃袋は調子出ませんが、テンションの方は戻って参りました!
何より、本日は良い天気!!
さあて、高速に乗り、一路東へ向かうとしましょう!!
今回の一言 「呑みすぎ食べ過ぎは、、、次回は気を付ける!!」
京都の時も同じこと行ってたような気が、、、
2017年 一応 144杯目
愛車で行く北海道旅行③~函館から帯広へ~
9月20日(水)
深夜便のフェリーは、朝起きると函館でした!!
フェリーでの時間は睡眠にあてて、函館港着6時30分
車は誘導されてがんがん降ろされるので、感慨にふける間もなく北海道へ上陸
先ずは朝ごはんということで、函館駅近くまでやって参りました
本日の天候はやや曇り。気温は本州とあまり変わることなく、長袖腕まくりといったところ。本日は帯広まで移動しなくてはならないハードスケジュールなので、早速腹ごしらえだ!!
函館で朝ごはんといえば、函館朝市入り口のこちらなんですが
学生時代から何度も足を運んでいますので
「函館らーめん かもめ」
朝市の脇にあり、朝7時から営業しております
カウンターのみの狭いお店
何人かのお客に混じってコチラを
「とろり海鮮」頂きました
あんかけになった塩ラーメンにカニやホタテやエビの乗った豪華な一杯
コレ、ホントは、寒い時期に食べたいなあ
アツアツをふーふー頂きます
縮れ麺がとろっとしたスープをまとっていい感じ
朝ですがうっすらと汗をかいてきました
この後、横丁で海鮮系のどんぶりを食べようか迷いましたが、道すがら食べたいものも調べておりますので、後ろ髪をひかれつつ自重しました
函館メシはまた今度ということで
本日の予定移動キロ数は450k
その間にあちこち見て回ろうというのだから、到着時刻が正直読めません
7時40分 函館出発
函館新道を北上し、とりあえず大沼を目指す
新旧織り交ぜた洋楽のロックをガンガンにかけて、朝の空気の中を走るのは最高に気持ちがいい!!
こういう事がしたくて、愛車を渡して北海道まで来たわけだから!
大沼湖畔は軽く1周
この時点では良い天気
いやあ、気持ち良いなあ!
そして、国道5号に再び戻り、海沿いに抜けたらひたすら北上
序盤は高速は使わずに、景色を堪能しながら進みます
おなかも膨れているし、ただひたすらまっすぐ(笑)は流石に眠くなってきましたなあ。この道はかなり居眠りの事故が多いんだとか。無理せずコンビニで小休止しながら進みますが、眠気覚ましのガムやら缶コーヒーやらアイスやら煎餅やらで
おなか空かない
長万部辺りでメシ処をチェックしておいたんですが、とりあえずスルー
さらに海沿い、噴火湾沿いを走るため、5号から分かれて37号へ
たしかになあ、眠くなるわなあ
しかも、最初良かった天気はだんだんと崩れだし、お昼を食べて少しゆっくりしようと思っていた、洞爺湖の辺りでは
土砂降りの雷雨に!
どうやら本日、道南や道央のあたりは、大気の状態が不安定なようで、天気回復はみこめませんなあ。残念
ならば、とプラン変更。とにかく帯広に早めに着くようにと、寄り道を控えてとにかく突っ走ろう!
帯広チェックインの当初の予定は20時でしたが、とにかく突っ走りまして
18時チョイ前~帯広に到着!!
ここまでの走行距離は約1300k!
後から見直すと、全行程の半分の距離を、最初の2日間で走ってたんですね~
街中も広い道路で、碁盤の目のようになっているため走りやすい
道が広いのは北海道の特徴ですな
ともあれ、リセットだ~さすがに疲れたわあ!!
帯広の天気は曇り。時折雨がぱらつきますが、ホテルからアーケードが近かったのと、まあ帽子でもかぶればいいやと、傘は持たずに出撃
今日はもう車には乗らないから、さて、待望の居酒屋タイムです!
先ずは素面のうちに、適当に散策
帯広で観光地的に呑むとすれば、ココでしょうと言われる「北の屋台」の屋台村をとりあえず覗いてみた
ちょっと時間も早い所為か、まだ閑散とした様子
こういった所は適度な混み具合が無いと風情が出ないので、軽いジャブをかますつもりだったが、後に回すことにした
というわけで、メインを先に回す
「居酒屋 とっくり」さん来訪
大箱の居酒屋ながら、日本酒にこだわったラインナップという下調べをもとに選定した居酒屋さん。ホテルからも歩いてちょっとの好立地でした
カウンター席に陣取り、早速お品書きを拝見
地酒も料理も、なんとも目移りするラインナップ
地酒は北海道から全国のものを取扱い、料理も魚、肉となんでもござれ
もう、のっけからテンション上がります
先ずは、北海道に来たら最初に呑もうと思っていたお酒
日本最北の蔵「国稀酒造」の「吟風國稀 純米」
北海道のお酒にしては辛すぎず、すっきりとした中にも旨味を含むバランスの良いお酒でした。最北の酒造のお酒を頂くことにより、ようやく一息、落ち着いて~
あらためまして
北海道に乾杯、帯広に乾杯 です
今回の旅の楽しみは三つ
北の大地をドライブしまくる!
道産の酒と味覚を満喫する!
もちろんラーメンも食べる!
ここ数日呑んでないから、待ちに待った呑みタイム!テンション上がるわあ!
お通しは、こだわりの「ポーチドエッグ」
サンマ刺身!!
秋の北海道の味覚といえば、「サンマ」は外せない!
生姜も乗ってますが、北海道では「一味醤油」で頂くのがツウ
つぶ貝のうに和えとか、贅沢すぎんだろ!
メニューとともにおいてある「とっくり新聞」
日本酒にこだわったお店だけに、こういった薀蓄は楽しいですね!
スタッフさん達も日本酒好きなのが伝わってきます
お次は、本日の日本酒。日替わりの特価品を頂こうと思ったら
早々に売り切れとのこと!
しまった!最初に頼んでおくべきだった!
この頃には店内も賑わってきて、心地よい喧噪が支配する空間に
カウンターは出張と思しきサラリーマンが座り豊富なメニューと格闘している
いいなあ!この感じ!
気を取り直して、ならばコチラだ
「二世古 秋上がり 純米原酒」
ほんのり琥珀色のお酒は芳醇な味わい。1合の半分の5勺から頂けるのは、色々な種類のお酒を飲みたい人にとってうれしい設定だ(しかも安いし、受け皿にあふれさせるので、結局5勺以上あるという)
アテはコイツだ!!
北海道のじゃがバターには塩辛が付いてくるのが当たり前なんだぜ!
封印!!
しばし待つのだ!
開封!!
すっげえ旨そう!!
ほくほくジャガイモに塩辛の風味が移り、こりゃあ酒のつまみにはもってこいだ!
やばいぜ北海道!
お次は三重県のお酒、「作 玄乃智」
ネタ狙いで頼みましたが、これが大ヒット!!
さわやかでフルーティーとのうたい文句通りの、酸味と旨味と甘味のバランスが素晴らしい!ちょっとびっくりだ!
「たこザンギ」ちびちび摘むにはもってこい
なんか止まらなくなりそうだったので、いったん区切ることに
お酒も料理も、大箱の大衆居酒屋とは思えない旨さと豊富さ
人気店なのもうなづけます
地元の人たち、旅人、出張のサラリーマン達と
全てを受け入れる懐の深さ。非常に居心地の良い空間でした!
名残惜しいが、今夜はハシゴ酒予定でしたので腰を上げることに
気軽に来れる土地ではないですが、又来たいですねえ
さて、次に行ってみよう!
今回の一言 「おいおい、飛ばしすぎなんじゃねえの?」
2017年 143杯目
愛車で行く北海道旅行②~出発だが、、、若干とほほ~
9月19日(火)
週末の台風の影響が懸念されたが、なんとか通り過ぎてくれた
船への心配もなさそうで良かった良かった
ともあれ、出発である
着替えなどを詰め込み、荷物の心配をしないでよいのが、車での旅の利点
向こうはそれなりに気温が低そうなので、上着は何種類か用意していく
本日は夜中のフェリー便に乗るため、青森港を目指し北へ
青森港と函館港を結ぶフェリーは1日に本数が結構あり、朝から晩まで時間選択に余裕がある
大洗や仙台からだと、夕方の出航になるため、それまでの1日がもったいないのだが、今回は青森港夜中の便ということで、向かう1日、東北を楽しみながら移動しようという目論見である
柏出発は、第一目的地への到着時刻から逆算し、朝の5時
台風一過で青空も広がり、天気的には上々の出だしである
先ずは、東北道に乗るべく、北上する
下館を通り過ぎ、宇都宮の端をかすめ、矢板ICへ
距離的に無駄の無いのがこのルートで、他はどうしても回り道になってしまう
先日もこのルートで山形まで向かったので、柏から東北方面に向かうには、スタンダードになりそうなルートだ
矢板から東北道は福島の白河ICまで乗り、そこから向かった先は
「手打 手綱」
昼は二郎系インスパイアのお店だが、朝の時間帯は手打ちの中華蕎麦を出しているというお店に到着
時間は少し遅めになってしまって8時半。下調べでは7時開店とのことだったが、実際お店に着いて営業時間の張り紙を見ると8時半からのようで、ちょうど良いと言える時間帯のはずなんだが、、、
開かない
のれんらしきものも出る気配が無い
おかしいな、グーグル先生に聞いてみよう
うそーん!!
調べてみると、なんと本日は朝の営業は無しとのこと!
まじですか~
一発目から躓いてしまいましたが、実はこういったことも想定し、リカバー先は事前に調査済。同じく朝からやっているという、福島の伊藤商店なるところに目的地変更し、ナビをセット。むう、結構時間かかるな。まあ、とりあえず向かうとするかあと、車を走らせはじめること数分
おお、捨てる神あれば、拾うラーショあり
朝からやっている心強い味方は、福島のこの地でも健在であったか!!
予定変更!こちらにお邪魔することにしよう!
ラーショといえばネギラーメン
ほぼほぼどのメニューを見てもネギという接頭語がつく構成に、さすがラーショと言わざるをえない
ともあれ、肩透かしを食らった上に、昨日はあまり腹を満たしていないこともあり、テンション上がり目だったので、朝にしてはややこってり目とは思ったが「背脂ネギラーメン」を選択した!
ここのラーショは独自企画として、キムチの食べ放題をやっているみたい。みんな水をセルフすると同時に、脇にあるケースからキムチも取って行っている
習いまして、
キュウリのキムチ漬けです。近くの農家の方が善意で提供しているのだとか
くっ、朝から呑みたくなってしまうではないか
ビジュアル的にも完璧なラーショですね
背脂も見た目ほどくどくなく、グーグーな胃袋はすんなり受け止めてくれる!
いやむしろ朝からガッツリもイイじゃないか!
中太ノ麺良い感じにからんでくる
ちなみにモーニングの時間帯はサービスで、大盛が無料だったが、この後を考えてやめておいた。でも、他のほとんどの人は大盛にしてたな
幹線道路沿いということもあり、朝から盛況のラーショです
営業時間に幅があるのも良い所ですね
さて、胃袋は満たされた
再度進撃を開始するとしよう
再び東北道にアクセスし、さらに北へ
ここら辺は時間との闘いでもあるので、あまり寄り道はせず走り続けます
次の目的地はコチラ
「柳屋 矢巾店」 到着です
時間は13時でお昼も少々過ぎたあたり。朝のラーメンからのインターバルもちょうど位ですかな
この「柳屋」さんは岩手に数店をかまえるお店
岩手での有名な麺といえば「冷麺」「わんこそば」「じゃじゃ麺」がありますが
この「柳屋」さんの看板メニューも、岩手第4の麺的ソウルフードといっても過言ではないのではなかろうか!
その名も
「キムチ納豆ラーメン」!!!!
メニュー構成はこんな感じ
各支店によって若干の違いがあり、ここ矢巾店はつけ麺推しのお店なんですが、看板メニューのキムチ納豆はどのお店でも食べられます
上に乗るのは刻んだキムチとお肉と
もやしを炒めたもの
標高は低く見えますが、スープがたっぷりで、丼の直径が大きいので、下に結構隠れていますよ
さて、まずはスープをひと口
!!!これ!!!
納豆汁だ!
そう!納豆ラーメンとは、ペースト状の納豆をスープに溶かし込んだものであり、その味わいはまさに「納豆汁」
これに味噌のコクが伸びてきて、キムチの風味が加わる。優しいながらも後引く味わいになっている!!これうまいなあ!!
引きずり出した麺が少なく感じられるくらいのボリュームがあります
落とされた生卵を絡めて頂くと、さらに味わいがマイルドに!
もっとジャンクな感じを想像していただけに、このほっとする優しさは染みるなあ。これは飽きのこない味です!
御飯も欲しくなっちゃううう!
この具材たちだけでごはん食べれます!スープはまさに味噌汁代わりになりますし!でも我慢だよ~
いやあ、美味しかった
これは是非また食べたいなあ
とはいえ、予想以上のボリュームと、運転しっぱなしで体を動かしてないこともあり、けっこうお腹いっぱいになってしまったのは誤算!
次までに、おなか空くかなあ
さて、進撃~
ここで、北へ向かうルートから逸れて
おなじみの「秋田」に向かいます(笑)
なんでこんな回り路をするかといいますと、秋田に住んでいた学生の頃、秋田発で青森港に車を停め、夜中の便のフェリーで函館に遊びに行くってことを何回かやっておりまして、今回はそれになぞらえてってこともあるわけです
それプラス、食べたいラーメンもあるわけで(笑)
盛岡からは国道46号で峠を越え、角館経由で13号にアクセスし秋田に向かいます
これも学生の頃、良く利用したルート。当時は秋田道とか、高速無かったからね
時間があったら角館で「伊藤」の本店にも寄りたかったが断念
とにかく今日は時間がタイトだ
台風は過ぎ去ったが、この日は東北は大気の状態が不安定とかで、途中天気雨に降られたりしましたが、これはこれで綺麗な空だったなあ
そうこうして秋田についたわけなんですが
うそーん!!再び!!
本日火曜日!定休は月曜のはずだったんですが。先日は祝日だったから振替でもしたのかなあ!!これはショックだああ!!
本当は、ここ「チャイナタウン」で、秋田の隠れたソウルフード「味噌ちゃんぽん」を頂く予定だったんですが~
学生時代から良く食べていた、うんまいラーメンだったんですがねえ~
残念無念!!
しょうがないので、リカバーを考えますが、あまり回り道出来ないもんなあ
青森まで走って途中で食べようかなあ
と車を暫く走らせていますと
なんか、朝と同じパターンだな(笑)
「竹本商店 つけ麺開拓舎」
秋田は土崎の7号国道沿いにあります
以前、別の支店で頂いて美味しかった記憶があります。その支店は今は無くなってしまったんですが、ここが本店ですね
今回も看板メニューの「伊勢海老つけ麺」を頂こう
振られた反動から、やってしまったあ
あまりおなか空いてないのに、大盛・肉増しにしてしまったよ
石焼の器の中では、伊勢海老のつけ汁がぐつぐつ煮立っています
チャーシューなどはこれに沈めると、とろとろになるって寸法よ
今回も期待していたんですが、自分の舌が肥えたのか、あまりおなか空いてなかったからか、若干期待値を下回り
つけ汁も、前回頂いたときの方が濃厚でどろどろだったような?
粘度高めで最後は汁が残らなかったように記憶していたんだが~ちょっと変わったのかな?
追い飯設定があったので、ちょっと粘度は抑えめにしたのかもしれませんね
計画では、時間があれば、道すがら更に、能代とか大館とか弘前とか青森とかでも寄れるラーメン屋はピックアップはしてあったんですが
腹具合的にもこれで終了かな?
今度こそ、本日の最終目的地の青森を目指すことにしよう~
ナビをセットしたら、なんか時間ぎりぎりだし!!
7号をたどって青森まで向かう
この道も夜のこの時間に走るのは学生の時以来で、ところどころ思い出に残っている風景やコンビニ、駐車場にも出くわしましたが
時は流れたんだなあ
新しく出来た店や道は、目新しく感じる部分の方が多く
懐かしさと同時に、流れた時の多さをも実感しました
夜と言うことでペース良く進み、心配だった時間も余裕が出来るほどに
青森市内で、ひとっ風呂浴びて~
到着~結局0時頃には着いてしまった
今回は津軽海峡フェリーを利用して北海道に渡ります
学生の頃はたしか、青函フェリーを利用してたかな?
別棟の受付の建物付近の風景が思い出されます
ああ~ここだ、ここに車停めて渡ったけなあ~なんてね
さて、事前に予約は済ませていたので、チェックインを済ませて車を移動させます
車内にてしばし休憩~
我が愛車、ザクレロ号もお疲れ様
メモっていなかったけど、本日の走行距離は700k位かな?
乗船待ちのこの時間は、わくわくが止まりませんな!
仮眠をとっていると、アナウンスがかかり乗船の時間がやって参りました
トラック達が次々と船倉に入り込んでいきます
旅客は少な目ですね
ライトを消し、前の車に続いて徐行~船の中へ!
乗船!
さあて!いよいよだ!
ここからが旅の始まりといっても過言ではない!!
軽くデッキをお散歩
柏を出た時は夏陽気でしたが、夜の東北、それも海風を浴びていると若干涼しい位
この風だけでも、北に来たことを実感できる
何部屋かある船室は、旅客が分散すると、ほぼ貸切状態でした
備品の枕を取り出し、横になります。やがて出航。背中越しに感じられる並みの揺れと船のエンジンの揺れとを子守唄に、上着をかけて布団代わりに、約4時間の航路
おやすみなさい~
起きたら函館、北海道!!
さあて、明日も走りますぞ!!
今回の一言 「空振ったラーメンはリベンジしねえとな!!」
愛車で行く北海道旅行①~計画してる時が一番楽しいかも~
9月の後半にまとまった休みがとれることになった
連休の仕組みはあるものの、長期の連続だ取得できたのは、過去に1回のみ
あとは、なんだかんだで分割して取得していたのがここ数年
それが今回はどうやら連続でとれるような感じに
いいのかなあ、休んじゃってもいいのかなあ、と悩んでおりましたが、ここは空気を読まずに頂けるものは頂いてしまおうということで
人生で2度目の7連休です
前回は5,6年前位に取得
その時は大洗発のフェリーの存在を知る機会があり、それを利用して、自分の車で最北端に行ってやろうと、大洗~苫小牧~札幌~富良野~旭川~留萌~稚内~浜頓別~名寄~三国峠~士幌~苫小牧~大洗といったようなルートで、ただひたすら爽快感を求めて走り回った。
富良野とか~
美瑛とか~
留萌から海岸線を走って北上
宗谷丘陵~
オホーツクラインを回って~
三国峠を越えて士幌まで抜けたんでした
前回のおさらい終了
さて今回はどこに行ってやろうか
南も考えたんですが、やはり、北の地を思うさま走り回りたい誘惑が勝り
今回は「最東端」を目指してやろうということに決定しました
前回は大洗~苫小牧間を「さんふらわあ」で往復
片道19時間位で、18時出航の15時着位だったか
今回「さんふらわあ」は2隻あるうちの一方は新造船になっていて、是非それに乗ってみたいなあと思ったんですが~
行きは予約がすでにイッパイでキャンセル待ち。帰りは曜日の関係で、まだ切り替わっていない旧船の方だったので
ならば、別のルートを考えようということにした。本州から北海道に車を渡す手段はフェリーに限られるので、ルートは4つ。大洗~苫小牧、仙台~苫小牧、秋田~苫小牧、青森~函館である
そういえば、秋田に住んでいた学生の頃、青森港に車を置いて、夜中のフェリーで寝ながら渡り、函館を1日観光して、又夜中に寝ながら戻ってくるなんてことを、よくやっておりました。懐かしい。
今回もそのルートをたどってみることにしようか。そして、帰りを苫小牧から仙台まで戻るルートに設定しよう
さて、ざっくりと計画を練り上げていく。旅の前のこの時間も楽しみの一つだ。わくわくが止まらん
しかし、この時点ではまだ書かないことにしましょう
実際の旅の途中も、サプライズ効果を狙って、行き先を告げずにSNSの発信を行っておりましたから(笑)
前回の頃の自分は、とにかく北海道の大地を走りたいということをメインに計画していたので、最近の旅の目的でもある「ラーメン」と「居酒屋」には、あまり重きを置いていなかった。その頃はまだ、知識も拙かった所為もある。特にラーメンに関しては、SNSを始めていなかったこともあるし、日本酒は趣味にし始めといった具合だった。朝はホテルかコンビニ、昼はラーメンかコンビニ、夜は呑み屋1軒にせいぜい〆のラーメンといった具合
今、写真を見返してみてもせいぜいこんなもんである
札幌
千歳空港で〆
その頃は情報を仕入れる手段が限られていたし(知識的に)
士幌での1泊は車中泊だったもんなあ(やりたくてやったわけですが)
まあ、今みたいに、がっついていなかったことは確かだ
さて、今回はというか、最近は、雑誌やネットの情報を駆使して、とにかく事前に情報を仕入れていく。以前は「走りたい道」があって泊まるのはおまけだったが、今回は、北海道の「街」での「呑み」も楽しんでみたい
欲望は尽きることなく、かといって胃袋と肝臓のキャパシティは有限だ
果たして、どんな食べ物、酒、ラーメンに巡り合うことが出来るか
期待に胸を膨らませ、腹は空かせて出撃を待つ
今回の一言 あきらかに前回よりもダメおやじ度は増している