山形日帰りドライブ
8月4日(金)
更新もひと月遅れになってしまった
もっとペースあげなあかん
さて
この日を挟んで3連休だったんですが、初日は少々仕事が残ってしまい
又、最終日に飲み会の予定がありまして
先日、京都に行って呑み欲は満たされたので、今度はドライブ欲かなと
真ん中の日をフル活用してやろうと計画。前の日良く寝て、次の日寝坊出来るとなると、日帰りで何処か遠くへ行ってみようか
何か所かのチェックポイントを決めてミッションを設定。あとはアドリブで
当日朝、5時過ぎに出発
千葉の柏は小雨交じりの天気で、湿度も高い。朝なのでやや空気がひんやりしているが、ドライブ向きの天気とは言えないが
ならば、晴れてるとこまで走ればいいだけのこと
先ずは第一のチェックポイントへ
柏から取手に利根川を渡り、294号線を北上
408号線を経由し栃木県へ向かう
思いのほかペースが良く、途中道の駅などで少々時間を潰し
6:45頃、第一のチェックポイント、栃木県芳賀に到着
ミッションその壱
「麺らいけん」で朝ラーメンを食べる
水戸に住んでいる頃は、宇都宮に買い物に行く途中に良く利用していた、塩ラーメンの名店「麺らいけん」。店主様の怪我で一時期休業していましたが見事復活。そして、先月の頭から「朝ラーメン」が始まった
旅の初めに宿題を消化である
夏休みとはいえ、平日の朝。この時点では並びは無かったが、開店前にはちらほら。とりあえず1番手は確保できた
店頭のメニューを見ながら待つことしばし。店の前を走る123号線は宇都宮への通勤車で徐々に混み始めてきている
人が働きに行く姿を見ながら朝からラーメン。ちょっとした優越感だ
そして開店。店主様の「おはようモーニング」の元気な掛け声を聴きながら入店
この掛け声は、「らいけん」における朝らーめんの挨拶である
並びは少なかったが、開店後はお客が次々と。席はほぼ満席になってしまった
朝らぁ定食のCにしようと考えていたが、黒板メニューで「訳ありたまごごはん」があったのでそちらを選択
待つことしばし
着丼。「朝らぁめん」煮ちゃーしゅートッピング
同じ塩ラーメンでも、朝らぁめんは配合が変えてあるらしく、魚介と鶏の優しく香るスープである。「らいけん」といえば、塩ラーメンで数種類のメニューが存在し、さらにそのひとつひとつチャーシューも違うという、このちゃーしゅー達も楽しみのひとつだ。燻しの効いた角切りちゃーしゅーにほろほろの煮ちゃーしゅーの組み合わせは鉄板だ。
朝らぁバージョンのスープは、すっきりした中にも懐かしさも感じられ、朝食に付くお味噌汁を連想させた。毎朝の朝食に、通勤途中に利用する常連さんもいるのかな?贅沢だなあ
わけあり卵はなるほどね。これに煮ちゃーしゅーをセルフトッピングして頂く
いいじゃないか、いいじゃないか!
贅沢な朝ごはん。朝から幸せな気分になれました。店内に響く「おはようモーニング」の声ににも活力を貰いますね
ミッションその壱、コンプリート
次なるチェックポイントへ向け、再出発
宇都宮から408号線を北上、矢板インターから東北道に乗りさらに北上
東北道の景色を見ると、北に来た感じがしてテンション上がるな!
東北道から山形道へ、山を越えると天気も晴れ模様の暑い夏日に変化
そして第2のチェックポイントのある山形市へ到着
山形といえば、コレです!
「ケンチャンラーメン」
待ち受けにする位好きなラーメン。山形のソウルフードです。本店は酒田市ですが、山形各所に支店も在り、この山形店は評価も高い人気店です
開店から遅れること少々。昼時前には着きましたが駐車場はいっぱい!
すこしぐるぐる回ってようやくピットイン
ミッションその弐
山形で「ケンチャンラーメン」を食べる
一度食べてから、他では味わえないケンチャンオンリーのラーメンが大好きになり、こうやって又来てしまった!
幸いにも店内に待ちは無く、食券を買って着席。店内は結構広いので、駐車場さえ停まれれば何とかなりますな
こちらは、券売機で好みも調節できる珍しいシステム
久しぶりのケンチャンだ!
おおお、見よ、このビジュアル。普通にして豪快。各素材の存在感たるや感涙物である。ここは各素材もそれぞれウマいので、マシは必然なのだ!
ギュギュっとした肉感満載のチャーシューは厚さも十分。汁が染みこみウマいんである。そのままでは少々パサで味気ないのかもしれんが、汁を吸うことで完成するんである!
細切りのメンマもシャキシャキで美味しい
そして、この脂身。食券では「身入り」と表記されるコロコロクニクニ食感の牛の脂が、ケンチャンでしか味わえないトッピングだろう。こんな見た目ですが、しっかり脂抜きされているので、しつこさは感じられず、楽しい食感のみが残るのだ
そして主役はこれだあ!
極太わしわしむちむちの手もみ手打ち麺!
食感、のど越し、風味ともに、ケンチャンでしか味わえない代名詞的存在。暖簾のに描かれたのたくった横線一本は、この麺を表しているう!!
うーんアートだね!
かきわけながら食べ進む。ちなみに麺量はふつう盛りでも多めの300g位でボリューム満点である。
スープは香味油がやさしく香るスッキリ系なのだが、この麺の存在感に負けていない。とはいえ、自分的には「こいくち」の選択肢がベスト。おそらく、自分の好きな豚清湯がベースの複合であろうが、がっつりとした見た目に反し、すっきりとしていて、グビグビ行けちゃうヤツである
そして、「ケンチャン」では七味である
これは冬に食べたら体が温まりそうだ。すっきりスープに七味!これもアリだ!
うおおお、満足感とともに完食!
山形でしか味わえない一杯は、中毒性も高く、素晴らしい一杯でした
絶対又来るう!!
さて、他店での連食も考えていましたが、さすがケンチャン。ふつう盛りでもお腹が膨れ、満足感もいっぱいに
ここで少しペースを落とし、時間調整も兼ねて、次のチェックポイントへ向けてルートを再考
もう一杯も考えたが、まだお腹すいてないなあ
結局ラーメンは断ち切って、ショッピングモールなどをふらふらしながら時間を潰して第3のチェックポイント付近まで移動
時間合わせ、開始
そして
第3チェックポイントは「日本海」
ミッションその参
「日本海で夕日を拝み、サンセットドライブせよ」
太平洋では朝日は拝めるが、夕日は日本海に来ないと拝めないからな
山形県鶴岡から南下し、新潟県村上へ抜ける345号線。通称「笹川流れ」
日本海岸をひた走る、ドライブちょー気持ちいい道路である
一度初夏の頃に走ってその気持ち良さに浸ってから、お気に入りのルートのひとつである。関東はぐずついた天気だったが、日本海側は良い感じに晴れ渡り、良い夕日が拝めそうである
とはいえ、日の長い夏の日。日の傾くまではまだありそうなので、軽く流しながらデジカメで写真を撮って回る
ソニーのデジカメ、RX100mk2。RXシリーズの中では不人気なモデルだが、自分には大切な旅の相棒だ
ようよう、日も傾いて、良い感じに空も染まって参りました
海のすぐそばを走る道路は、所々に小さな海水浴場があり、泳ぎからキャンプに切り替えようという人たちが準備を初めていたり。ごった返した関東の海とは違い、夏の夕暮れ時にふさわしい長閑でゆったりとした空気である
窓を全開にして、お気に入りの音楽を流し、そんな風景と海を見ながらゆるーく車を流すのは、何とも言えない快感だ
羽越本線桑川駅のあたりから日本海を臨むと、遠くに栗島のシルエットが見える
徐々に赤みが強まり水色は藍色へと変化し始めた
やがて太陽は地平に隠れ、急速に帳が降りはじめた
そろそろ潮時かな
撮影の手を止めて、風に当たっていると
ビール呑みたくなってきた!!!
でも、車だから我慢なんだなあ(泣)
すっかり陽も落ち、暗くなってまいりましたので
妥協の産物を(笑)
村上の回転寿司「すし誠」で夕飯を頂きました
時間は20:00
あとは帰るのみ。次の日の心配が無い時じゃないと、こんな時間までこんな所にいられないもんな。さて、帰りはどこを通って帰ろうか
ナビを下道オンリーでセットしてみると、かかる時間は12時間(笑)
すぐに高速に乗るのも味気ない&お金かかるし、適当に下道と高速を交えて帰るとしますかね
ホントはミッションその四「新潟市でラーメン食べる」もあったのですが、さすがに止めておきました(お腹いっぱい)
そして結局帰り着いたのは午前3時でしたとさ
疲れたあああ(笑)
今回の一言 「また やりたい」
2017年 121・122杯目