さまよえる黄色い弾丸~東北ドライブ旅行④~
5月29日
睡眠はしっかりとれたおかげか、酒も早めに切り上げたおかげか、二日酔いにもならず快適な朝
朝からラーメンも考えないでもなかったが、本日のメインは昼に設定してあるので、時間にも腹持ちにも、少し余裕をもって秋田を出発
この日は天気も回復し、雨上がりの快晴で、気温も丁度よい爽やかな好天になりました
こちらに来るとやりたいことはたくさんあるんだけれども、後ろ髪を引かれるも次回への欲望と残しつつ、目的地へ向けてのんびりとドライブ~
秋田市から、日本海側の国道7号線を南下。新潟~山形~秋田の日本海側の道路は、お気に入りのドライブコースで、この日も最高の天気も相まって、窓全開走行&お気に入りの音楽が気持ちよい~この快楽はたまらんね
途中、浜辺に降りてみたりして、時間を調整しながらゆっくりと
目的地は、秋田と山形の県境。にかほ市象潟町。途中から山側にハンドルを切り、海辺から一転鳥海山を臨むルートも最高の気候と眺望!!
まだ雪を残す鳥海山は最高に綺麗で、
うん、次回はこの仁賀保高原あたりを走り回ってみようかな
海沿いドライブ~高原ドライブと楽しみ、ほぼ定刻通りに到着のお店は、、、
東京の七彩出身という「湯の台食堂」
開店したのは少し前でしたが、存在を知ってからずっと来たかったんですよね~
七彩系はお気に入りなんで、期待値高めでハードルも高いですが、如何に!
カウンタープラス卓が何卓か。広すぎず狭すぎず、おしゃれすぎずアットホームな空間に、しかしながら居る客は「お前らラーメン大好きだろ」といった感じの人々が~
基本のメニューはシンプルに、中華そばとチャーシューメンな肉そば。黒板に書かれている塩を頼む人も多く、又限定の2品も気になる、、、
とりあえずは、「肉そば」をオーダー
2種のチャーシューがばっちりキメキメで鎮座&覆いつくす
しかしながら、先ずはかき分けて頂くのは麺よ。七彩系といえば麺を期待しない訳にいくまいて、、、
一目見てわかりますね!
やばい、、、コレやばい麺だ、、、
ハードル?そんなものは棒高跳び並みに飛び越えて、鳥海山の山頂だって飛び越えてみせるぜ?
ウマーいい!!
ボコボコ感つるつる感もちもち感と。麺の持つほとんどの愉悦の部分を凝縮した素晴らしい麺ですね!
コクのあるスープと、適度に油をまとい、口の中で踊るバランスも見事!
なんかもうあっという間に完食!
これは、距離的なハードルは確かに高いですが、それにしてもまたリピートしたいと思わせるに十分な、素晴らしい一杯
やばいね、これはもう一杯行くしかないね!
そして、迷いに迷った末、デフォに近いメニューよりも、ここは思い切って!
「アスパラ冷やし麺」
作り方を覗いておりますと、ゆで上げた麺をさらに冷蔵庫?冷凍庫?で少し寝かせたりと、なんか凝った作りをしている、、、
緑!スープというよりはもはやペーストに近い粘度の高いスープ?
散らされたペッパーも、表層のオイルも、レアなチャーシューも、美しく涼しげな初夏を彩る一杯
引っ張り出したのは細麺。緑の衣をまとうまとう。これはもうまぜそばに近いな
さて、お味は、、、?
アスパラ!
うん、アスパラだ。(笑)
ファランクスの槍衾が全てアスパラになって迎え撃つようなアスパラ感
アスパラ風ではなく、アスパラ!(笑)
一瞬、ずんだもちなんかも思い出してみたり。
ちょっとラーメンとしてはアレかもしれませんが、コレはこれで面白いね
うん、アスパラ
しっかりと〆られた麺はものすごい歯ごたえで、コレはウマい!
いや、でも、アスパラ(笑)
3杯目も考えないではなかったんですが、迷いに迷って次回にお預けしようと。煮干しも気になりますと、後ろ髪後ろ髪、、、
外に出ると高原の爽やかな風。腹ごなしに少しドライブ&散策
「元滝伏流水」
車でのアクセスもし易く、駐車場からもさほど歩かずでお手軽なスポットですが
歩き始めてすぐにこんな景色に遭遇出来る!
腹ごなしにはちょうど良い散歩コースですな
とにかく水が綺麗!
湯の台食堂を含めて、仁賀保は再度じっくり攻めてみたいポイントです
あとは帰るのみなんですが、名残惜しく、高速にインするタイミングを極力先延ばしにしつつ海沿いをドライブ
結局、山形の庄内空港あたりのインターから高速に乗り、
あとは帰るだけ~
運転ばかりだとお腹が空かない。途中水戸で降りて、水曜限定のとあるラーメンを考えていたんですが、磐越道へのアクセスをうっかり通り過ぎ、別ルートになってしまったので諦め、とほほ
この、旅の終わりの倦怠感というか焦燥感というか、精神的にも身体的にも膨満感というか、なんとかならないものかなあ、、、と毎回考えてみたり
まあでも、また来よう。体力の続く限り、、、(最優先課題!)
今回の一言 「アスパラ!」
2019年 92・93杯目