ちょいとドライブがてら~福島・さんくるげ・こばや~
3月27日
少し前の世情だと、東京がコロナブレイクし始めて、茨城もそろそろ
この頃はまだ、じゃあ、南には行かなければいいんだろう的な考えで済んでおりましたが、今現在はどうなんですかね?
もう安全な場所なんて無い様な気もしますが
さて、先月末のお話
ならば北へ、公共交通機関を使用せずに車でならと、ちょっと早起きして向かいましたは福島県。朝からやっているお店をピックアップ。本当は先週あたり狙ってたんですが、天候と路面状況から先送りになってたんですよね
高速道路使用でちゃちゃっと。常磐道から磐越道へ、小野インターで降りて、、、
駐車場は、、、こちらで良いみたいだな
到着は9:30位。開店は7:00からですが、昨日は仕事の帰りが遅かったので、少しゆっくり目に。前々から注目していたお店ですが、雪が無くなった春に、ようやくの来訪です
東京の有名店でも修行されたとの履歴もある注目店。この時間は谷間でしょうか、すんなりと入ることが出来ました
入口右に券売機。メインメニューは塩、醤油、たんたんと3種。雑誌で紹介されていたのは塩、で系譜としてはたんたん、なのでしょうが、あえて醤油を選択
こじんまりとしていながら狭さは感じず、厨房の様子も見えて、居心地の良い店内
入口から扉越しに射す陽光が気持ちよい朝です
この雰囲気は朝ラーでないと味わえない
「生醤油らぁ麺」 メンマをトッピングしました
シンプルにまとまって美しい。適度な油と、甘い醤油の風味と出汁感が合わさって、ひと口目からほっこりする旨さ
メインメニューの三種は、全て麺が違います。こちらは中太のストレートですが、こののど越しが素晴らしく美味い。適度にスープをまとい、すする感触が気持ちよい!
がっつく訳では無いですが、気づけばあっという間に完食!
そして、ひと息ついたところで、、、
振り返れば、奴がいる!
適度な腹のこなれ具合。となれば、もう一杯の欲望を断ち切ることは難しく
再度券売機へ、追加購入!
「たんたん麺」
あまり辛いのが得意でないのと、最近流行の山椒の風味も得意でないので、担々麺系はあまり選択しないんですが、コレはウマかった!!
適度な辛さ、適度な風味、胡麻の風味と辛さのバランスが良く、コレは誰が食べても美味しいといえる担々麺ではなかろうか?
醤油の時もそうだが、トッピングも最小限に止め、シンプルに麺とスープの味わいを楽しめるようになっているのが、又旨さを増すポイントになっているような
この細麺もイイ!とにかくバランスがイイ!
2杯目にしてさらに替玉を頼みたくなってしまう位イイ!
この「たんたん麺」は流石と言わざるをえない!
これは、次回来た時に何食べるか悩むなあ!
未食の塩も素晴らしいに違いないぞ!?
これは世間が許せば、近いうちに又来たいお店ですね
アクセスも良いし、そんなに時間もかからんし
(自分の頭の中は交通費という概念のネジが吹っ飛んでいます)
そして極めつけ!!
駐車場の向かいの 商店「二瓶三治郎商店」
酒店との表記は無いが、かかっている幕には青森の地酒「豊盃」の文字が
え?マジ?
ココは福島で、しかも豊盃ってあまり他でお目にかかったことは無いなあ
と言う訳で入ってみますと、果たしてお目当ての商品は厳かに鎮座しているではありませんか。これは嬉しいサプライズ。他、福島の地酒も良いものが揃い、コレはセットでリピートするしかあるまいて
何本か買おうとしてしまいましたが、、我慢して「豊盃」のみに止めました
さて、ノープランで来て、このまま引き返すつもりでもあったのですが
せっかくだからもう少し進んでみようかと思ったのも、思わず手に入れたお酒が後押し(飲んではいませんよ!)して、酒屋とラーメン屋をセットで目的にしてみようかという事で、別件でチェックしていたのは福島市
再び高速に乗り、ちょいと走って向かった先は
福島市の有名店「伊達屋」なんですが、、、お昼時という事もあり、凄い行列
駐車場も入れず、先に近くの酒屋に寄ることに。以前この酒屋を調べたときに、近くに伊達屋があるのに気付いたんですよな
「橘内酒店」
伊達屋からすぐ、路地を少し入った所にある酒屋さん
ここに「楽器正宗」があるかもしれないという調べをもとに来訪ですが、、、残念、目当てはありませんでしたが他、福島の地酒は豊富な品揃え。同じ酒蔵の「自然郷」はあったのですが、一升瓶なので諦め、今回は花泉の限定酒を購入
帰りにもう一度のぞいた伊達屋も込み具合は変わらず、再訪と再チャレンジを期してリカバリーへと向かう事にする
福島大と金谷川駅に挟まれた立地の、平時であれば学生さんで賑わいそうなお店であるが、春休み期間なのか懸念していた学生さんの姿は見当たらず、しかし、若干の外待ちを経て入店と、なかなかの人気店ぶりの「こばや」さん
店内に入ると先ず手洗いとアルコール消毒を、と気遣いが
座ったカウンターの前では店主さんがしっかりと力をかけ、麺を手もみする姿が
これは期待出来そうだ
メニューによって麺は違うらしく、この手もみした太麺が味わえる中から
「煮干中華蕎麦」をチョイス、それにチャーシューを増した「煮干肉蕎麦」を選択
煮干しのギラついたスープは醤油の黒さと深いコクも相まってブラック的に御飯も欲しくなる一杯だ
そして引きずり出した麺はコレである
きらりと光る暴れん坊的な麺は食べ応え十分で、一杯目だったなら大盛にして堪能してみたい逸品だった。風味も良く、これでつけ麺なんてのも美味しいんじゃない?と想像させるような楽しい麺
雑誌に載っていた「塩」も惹かれるビジュアルだったので、ここも又来たいなあ~
朝は寒い位だったが、昼も過ぎると良い陽気に
帰りの高速では休みを多めに入れ、眠気を散らしながら帰路へ
ちょっと早いが、晩酌に間に合う位の時間にゆっくりと帰ろう
隣の芝は青いとは良く言うが、福島はホント良い所だな
若いころは良くドライブに来ていて、千葉在住期間はちょっと途絶えたりしておりましたが、今年はまた攻めてみようかしら?
まあとにかく、例のウイルスがおさまってくれないと話になりませんが
泊りで呑みに来ても楽しいかもしんない
今回の一言 「朝ちょっと食べて、酒買って帰るのなんて、いいんじゃない?」
2020年 50.51.52杯目